関係者各位殿
「JR山陰本線余部鉄橋架替工事」の再考についてのお願い

 平素は、「余部鉄橋架替工事」の実施へ向けて、列車安全運行、地域振興策などへのご配慮に対し、深甚の敬意を表します。
 今春より、”余部鉄橋を思う会”を香美町各地で開催し、町内の各種団体や町民一人一人の意見を聞いてまいりました。その結果、「余部鉄橋は現橋のまま、現役の鉄橋として存続してほしい」という多くの住民の声を頂きました。

“余部鉄橋を思う会”は香美町を中心とした近隣各地の意見を持ち寄り協議した結果、次のような理由により、現在進行中の「余部鉄橋架け替え工事」に対し不同意であることの確認をいたしました。

【理由】

1:現況の「余部鉄橋」は、香美町と兵庫県が有する世界に誇る近代土木遺産であると共に貴重な観光資源であり、国指定重要文化財に指定される価値がある。

2:「余部鉄橋」が撤去されれば、JR山陰線城崎・余部間の観光客乗降客が大幅に減少し、その結果として城崎〜余部間のJRが廃線になる可能性も考えられる。

3:郷土に誇りをもち、正確で公正な情報をもとに住民が主体的に地域の公共事業の策定に参画する時代である、との認識を皆で共有し、その思いを時代を担う子ども達にも伝えていきたい。

以上
平成18年7月9日

“余部鉄橋を思う会”



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余部鉄橋を思う会